Lockout

『ロックアウト』鑑賞


リュック・ベッソンが製作を手がけたSFアクション。人類の安全欲求が高まった2079年の世界。「宇宙のアルカトラズ」と言われる脱獄不可能な刑務所「MS-1」は、コールドスリープによって500人の囚人の完全管理が行われていた。しかし、ある事件をきっかけに囚人全員が目覚め、刑務所は最悪の要塞と化す。問題を起こしてばかりの元CIAエージェントのスノーは、人質となった大統領の娘を救うため、単身で監獄に送り込まれる。

いや〜。
わかってて観に行ったんだけど、それでも、やはりつまらない。


『タイム』*1のように設定だけは面白そうな駄作なら「ぼくの考えた○○」と楽しめるんだけど、これは、ウィークポイントを直したところで、面白くなりそうもないんだよなぁ。
説明のない不自然な点が、物語の展開に直結してるから、どうしようもないんだよね。
黒人のSPが拳銃を隠し持っていたのはなんなの? てっきり彼が脱獄を企んでいるかのような意味有りげなショットを入れながら、結局その行動は問題を起こすためだけだし、メースは長くても数日だけなのに、もう痴呆症状が出ちゃうの?とか、500人の囚人が目覚めた割には、敵は10人くらいとか、重箱の隅でない部分に問題ありすぎ。
そもそも、あらすじ聞いたとき、『ニューヨーク1997*2のリメイクかと思ったよ! 常に煙草すってるとか、オマージュだとしたら寒すぎる。


大統領権限は、また返してもらえるものなの?