Der ganz große Traum

『コッホ先生と僕らの革命』鑑賞


ドイツサッカー界の父と言われるコンラート・コッホの実話を映画化したヒューマンドラマ。第1次大戦前、反英感情の高まる帝国主義ドイツに、初の英語教師としてイギリスからコンラート・コッホが赴任してくる。コッホは、イギリスや英語に対する偏見を植えつけられていた生徒たちの心を開かせるため、授業にサッカーを取り入れるが、イギリス発祥のサッカーは反社会的なスポーツだと非難される。しかし、子どもたちは次第にサッカーの虜になっていき、抑圧されていた自立心を取り戻していく。コッホ役に「グッバイ、レーニン」「ベルリン、僕らの革命」のダニエル・ブリュール

『今を生きる』*1サッカー版、という表現が一番わかり易いかな。


厳格な学校にやってきた破天荒な先生が、まだドイツでは知られていなかったサッカーを通じて子どもたち、ひいては周囲の人々の心もほぐしていく、といった感じ。


『今を生きる』のラスト「キャプテン!」ほどの感動はないけど、随所に笑いもあり、全編通してストレスなく、爽やかに鑑賞できる。


実話をもとに、ということだけど、「ドイツサッカー界の父と言われるコンラート・コッホ」という部分だけを借りていて、物語や設定はフィクション。


それにしても、日本とよく似たメンタリティを持った国だなぁ。
どうりで、同盟組んだわけだよ(笑)