El laberinto del fauno

パンズ・ラビリンス』を鑑賞。


見てれば、ヒューゴー賞はこれに入れたかなぁ。


異世界と現実世界は決して隔てられておらず地続きで、理解できない者にはそれは見えない。
残酷な現実からの逃避と異世界の冒険が対になっている。オフェリアが本来いるべき魔法世界に行くためには、三つの試練を乗り越えなければならず、最後の試練は……。現実はあまりにも厳しいが、異世界への試練も決して甘いものではない。それでも彼女は異世界の苛烈さには目をつぶろうとしない。オフェリアにとっては、現実の方が逃げるべき悪夢の世界。
パンや妖精は本当にいるのか、それとも彼女の妄想にすぎないのか、色々読み解きが可能な優れたファンタジー作品。


デル・トロは『ヘルボーイ』とか『ブレイド』で終わりかと思ってたんだけど、凄いの撮ったなぁ(笑)
ちなみに、デビッド・ボウイの『ラビリンス』みたいのを期待してると、ファンタジー描写はけっこう少ないので注意。
疑問なんだけど、大尉はなんで胎児の性別をわかってたの?