『幻獣標本博物記』江本創(パロル舎)

幻獣標本博物記

幻獣標本博物記

世界各地で採集した、まさに幻獣としかよべないような生物の標本を集めた本。
三章に別れていて
龍、どことも知れぬ海で捕れた魚、悪魔、となっている。


日本人作家による、架空動物誌みたいなものって、なんかあまり思いつかない。
『スギャーマ博士』シリーズはどちらかというと絵本だし、
ちょっと前に出た『もののけ化石の物語』はイマイチだったし。
そう言う中でこれはかなりのアタリ。


個人的には魚が面白かった。
元々は個展で発表されたようだ。
同じような系統の『謎の動物誌』にはちょっと及ばないけど、
架空動物誌好きとにはオススメ。


千葉にメガマウスが漂着したとか。
日本で見つかること多いけど、
もしかして、日本の周りが生息地?
太平洋かな。