短篇・長篇の両方でダブルクラウンの栄誉に預かる名作SFが、よもや日本のゴールデン帯にドラマで放送される日が来ようとは……
というわけで、おそらく日本で最も非SF者が読んだSF『アルジャーノンに花束を』のドラマが始まった。(『日本沈没』の方が読まれてるかな?)


主演がユースケ・サンタマリアと聞いていて、かなり不穏なものを感じていたけれど、
思っていたよりも、悪くない。悪くないんだけど、なんか、ユースケの芝居はイヤなものを見ている感じがする。
やっぱ、芦屋雁之助に(笑)。


ドラマオリジナルキャラの、もう一人の知的障害者を榎本可奈子がやってるんだけど、むしろ、彼女がチャーリィ役をやった方が良かったような気がする。
この感じだと、オセロの中島の人生のあり方も語られるのか?


ふと思ったんだけど、菅野美穂にあげようとした花束と、アルジャーノンにあげる花束は引っ掛けか?
チャーリィの日記は台詞じゃなくて、字も見せて欲しい。
句読点覚えた時とかどうするつもりだ?


疑問だらけだけど、ドラマ終った後の「このドラマはフィクションであり……」のところが「サイエンス・フィクションであり……」と書かれていたところに勝利を感じた(笑)


関係ないけど、@ローンのCMは止めて欲しかった……