Annabelle



『アナベル 死霊館の人形』鑑賞


2013年に全米で大ヒットを記録したホラー映画「死霊館」に登場する実在の人形、アナベルの誕生秘話と恐怖を描いたサスペンススリラー。子どもの誕生を目前に控え、幸せいっぱいの毎日を送っていたジョンとミア夫妻。ジョンは人形好きなミアにプレゼントするため、ウェデイングドレス姿の美しいアンティーク人形を手に入れる。しかしある晩、彼らの家をカルト集団の一味が襲撃し、人形に邪悪な呪いをかけてしまう。それ以来、人形をめぐって次々と不可解な出来事が起きるようになり、夫妻は恐怖のどん底に突き落とされる。「死霊館」で監督を務めたジェームズ・ワンが製作を手がけ、同作で撮影を担当したジョン・R・レオネッティがメガホンをとった。

あの人形をプレゼントしようというセンスがわからん……
怖いと言うか、キモいって言うか、デカイよ!


死霊館*1の前日譚……ではないんだよね。『死霊館』の終盤に出てきた、アナベル人形ビギンズ。
だから、ヴェラ"できる女上司顔"ファーミガが出てくることだけを楽しみにしていたのに、当然、出てこないんだもんなぁ。


前作が、往年のオカルト名作を彷彿とさせる丁寧な作りだったのに対して、こちらはなぞる気もないような雑さ。
悪魔の行動原理がよくわからないんだよね。あちらの存在だから我々が理解できないのはリアルなのかもしれないけどw
結局、魂は誰のものでもいいの?
それだけでなく、階段に居た幼い兄妹は誰? とか、黒人のおばちゃんの不思議な体験はなに? とか、思わせぶりだけなんだよなぁ。


死霊館』を観ておく必要はないけど、これを観に行く必要もあまりない。