Killing Season



『キリングゲーム』鑑賞

ロバート・デ・ニーロジョン・トラボルタが初共演を果たしたサスペンスアクション。アメリカ東北部からカナダへと広がる広大なアパラチア山脈を舞台に、心身ともに深い傷を抱えた2人の男の戦いを描く。旧ユーゴスラビアボスニア戦争で地獄のような戦場をくぐり抜けたベンジャミンは、退役後、家族とも疎遠になり、人里離れた山小屋でひとり静かに暮らしていた。そこへセルビア人の元兵士コヴァチが現れ、かつて戦場で出会ったベンジャミンに容赦ない戦いを挑んでくる。戦争の記憶を封印したいベンジャミンと、いまだ戦争を終わりにしていないコヴァチは、それぞれの思いを胸に、命をかけた戦いを繰り広げる。監督は「ゴーストライダー」シリーズのマーク・スティーブ・ジョンソン。

なんか、期待していたのと違う……
なんというか、全体的にまったり。


てっきり、山の中にブービートラップを仕掛け合って、お互い狙い合っての死闘みたいな映画かと思ったら、割とすぐに捕まえて、あとは、お喋り→反撃→お喋り……の繰り返し。
85分とコンパクトな映画なのに、ハンティングに入るまでの前振りが30分というのも長い。夕日の河原でライバル同士が殴りあって……的なラストもなんかなぁ。


製作者とこちらが求めていたテーマが違うのかもしれないけど、正直期待はずれ。
ちなみに、ダメージ表現はかなり痛々しいので要注意。


セルビア人役のトラボルタは良かったけどね。