Warcraft
世界的人気を誇るPCゲーム「ウォークラフト」シリーズを実写映画化したファンタジー大作。「ミッション:8ミニッツ」「月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズ監督がメガホンをとり、剣や魔法が存在する世界を舞台に、国や愛する者を守るべく戦う人々の姿を壮大なスケールで描き出す。滅びゆく故郷を捨てて安住の地を求めるオークの戦士たちが、平和な王国アゼロスに侵攻を開始した。人間たちは自分たちの国を守るため、オークとの全面戦争を決意。一方、人間との戦いに疑問を抱く1人のオークが、戦争を阻止するためある決断を下す。主演には「ギャングバスターズ」のオーストラリア人俳優トラビス・フィメルを抜擢。共演に「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」のポーラ・パットン、「香港国際警察 NEW POLICE STORY」のダニエル・ウー、「ローン・サバイバー」のベン・フォスター。
原作ゲーム知らいないし、この手のCG大作はあまり興味ないんだけど、ダンカン・ジョーンズならば無視できない。
なにこれ?
これ、敢えてなのかなぁ……
ゲーム画面まんまな映像に辟易。始まった瞬間に第六感が働くレベル。
それに合わせたかのような、ダイジェスト的に進むストーリーも薄っぺらい。
人間とオーク、両陣営の英雄であり、異端者が、各々最善を尽くすために、イレギュラーな選択をする物語なんだけど、両者の掘り下げが浅いから、その熱い展開に全然グッと来ない。
特にオーク側の主人公デュロタンはもっと描いてほしいよなぁ。
オークはどんな状況でも、しきたりを堅守する種族、というのが物語の肝になってるんだけど、とにかくそれが唐突で、悪者相手とはいえ、理不尽に見えちゃう。
ゲームやってれば
、「ああ、あれ!」というのがあるのかもしれないけど、映画単品だとわけのわからないことだらけ。
守護者の塔に人がいなくなっちゃった理由は? カドガーのガイガーカウンターwが選んだ本の正体は? 人間と初めて遭遇したのにガローナは人間とオークのハーフ? あっちの世界にも人間いるの? モノリス(?)の中の人は誰? そもそもメディヴはなにしたかったの?
「工場じゃない!」とか言ってた割には、ドワーフは大量に銃提供してくれるし。
タメがないから、ガローナの決意と別れも、「ああ、そうですか」と言った感じ。
これからの序章にすぎないんだけど、つづき、作るつもり?
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