十代の人間はもう知らないかも知れないけど、レンタルビデオ超全盛時代があったのさ。
あれを越えるレンタルものは二度とないだろうね。
何が凄いって、クズみたいなビデオがそれこそ腐るほど出たのだ。
題名(パチモン臭い)なんかにだまされちゃう純な人(笑)もいたんだろうけど、
如何にクズなものを見るかという醍醐味があった。『ベルリン忠臣蔵』なんてそそられるじゃない。


それに比べると、DVDはすかしてるね。
なんか、無名だけどそれなりに見られそうなものしか出ない。
題名とジャケットは相変わらず有名作品のパチモン臭いところがいいけどな。


さて、今回、その古きよきクズビデオ時代に近いものが出た。
それは『クイーン・コング』
う〜ん、そそられるね。パンフ付きの限定版買っちゃったよ。


アオリ文句によると、『キングコング』公開当時、類似品は潰されていったにもかかわらず、
この『クイーン・コング』だけは、幻の作品として名前だけが一人歩きしていたらしい。
それはなぜかというと、本家よりも面白かったから、ということ。
うむ! 観る気が一気に萎えるアオリ文句。合格!


こう言うのもっと出ないかねー。『アタック・オブ・ザ・キラートマト』BOX待ってるのに出んのか。


ここまで書いたことと矛盾するけど、アニメ『指輪物語』がハリウッドプライスで出てた。欲しいなー。
ジャケットは、あの一つ前の版の文庫、ガンダルフが大きく描いてある緑っぽい表紙のやつ。
でも、題名は『ロード・オブ・ザ・リング』……くそっ。