フレッド・ホイルが亡くなった。
21世紀になったばっかだってのに、なんか今年はSF作家の当たり年だなー。
フレッド・ホイルといえば『ネス湖の怪物』!
……ではなく(そんなのも書いてたのだ)、やはり『10月1日では遅すぎる』や『暗黒星雲』などの自分の理論を使ったSF。
そう、ホイルはSF作家である以前に、SF的な科学者でもある。
ビッグバンや定常宇宙論の名付け親であったり、生命起源を星間物質にあるという説の持ち主である、かなり凄い人なのだ。
読み物としてもちゃんとしたSFを書く学者のはしりかな。
他他の主な著作は『秘密国家ICE』『アンドロメダのA』など。
ご冥福をお祈りする。