今年の読了本

今年の読了本を回顧。


今年のSFは、去年のニュー・スペオペ・ラッシュはどこへやら。けっこうバラエティに富んでたかな。

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このあたりが面白かったかなぁ。
また個人的にかなりはまったのが、 『[rakuten:book:12060050:title]』に始まるイルミナティ三部作。笑わしてもらいました。
あと、『[rakuten:book:12512898:title]』が、ある意味強烈だったかも(笑)
ついに訳された『ゴーレム100 (未来の文学) [ アルフレッド・ベスター ]』『[rakuten:book:12098274:title]』も今年。
変わり種では台湾SFの『星雲組曲 (新しい台湾の文学) [ 張系国 ]』。あまり面白くはなかったけどね。


ファンタジーはイマイチ。
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[テメレア戦記] I 気高き王家の翼

[テメレア戦記] I 気高き王家の翼

これくらいかなぁ。
あとは、イマイチなシリーズものの第1作目ばかりのイメージ(上のもシリーズ第1作だけど)
シリーズものなら、来年はブラド・タルトシュを!


ミステリはあまり読んでないけど、
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他には、『鳥―デュ・モーリア傑作集 (創元推理文庫)』『[rakuten:book:12013427:title]』『[rakuten:book:12004948:title]』など。


ホラーは、『ハートシェイプト・ボックス〔小学館文庫〕 (小学館文庫) [ ジョー・ヒル ]』がニュース(?)だけど、個人的にはちょっと趣味に合わなかった。
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シャーリイ・ジャクスンは訳されたものをまとめて読んだけど、手に入れやすいのが『くじ』しかないのがもったいない。
復刊が望まれる作家。


復刊と言えば、[rakuten:book:12178742:detail]
がまさかの復刊でびっくり。(『女王の矢』はまだ読んでないけど……)
映画に合わせて『[rakuten:book:12544523:title]』も新訳で刊行。


映画と言えば、
炎の門―小説テルモピュライの戦い (文春文庫)

炎の門―小説テルモピュライの戦い (文春文庫)

は『300』の原作の原作のような小説。これ、重版すれば売れたと思うんだけどなぁ。


異色・奇想系は、
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夜の姉妹団―とびきりの現代英米小説14篇 (朝日文庫)

夜の姉妹団―とびきりの現代英米小説14篇 (朝日文庫)

が面白かった。異色・奇想系は読む人選ぶと思うんで、つまらなくても責任持てません(笑)
あと異色作家短篇集がついに完結。
本音を言えば、新しい作家を何冊か出して欲しかったけど、素晴らしい叢書でした。


叢書と言えば、プラチナ・ファンタジイが新創刊。
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奇想コレクションでは、
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が楽しませてもらった。
また、国書刊行会から「短篇小説の快楽」が創刊。
論創社の「Dark Fantasy Collection」も途切れなかった。
来年も続いて欲しいもの。


続きと言えば、
文学刑事サーズデイ・ネクスト〈3〉だれがゴドーを殺したの?〈上〉

文学刑事サーズデイ・ネクスト〈3〉だれがゴドーを殺したの?〈上〉

文学刑事サーズデイ・ネクスト〈3〉だれがゴドーを殺したの?〈下〉

文学刑事サーズデイ・ネクスト〈3〉だれがゴドーを殺したの?〈下〉

やっと続きが出ました〜! 本当に満足。
他にも『[rakuten:book:12024304:title]』『赤い靴の誘惑 (株)魔法製作所 (創元推理文庫) [ シャンナ・スウェンドソン ]』『襲撃者の夜 (扶桑社ミステリー) [ ジャック・ケッチャム ]』『[rakuten:book:12079171:title]』も今年。


その他小説では、
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が印象深い。
他に『[rakuten:book:12089370:title]』『[rakuten:book:12672702:title]』など


ノンフィクションでは、が本当にいろいろ勉強になった。
アメコミに興味がない日本漫画読みも、理論武装のためにオススメ。
他には、『シェイクスピア贋作事件 ウィリアム・ヘンリ-・アイアランドの数奇な人生 [ パトリシア・ピアス ]』『[rakuten:book:11990419:title]』もよかった。


以前から読もうと思っていたのが、
生ける屍 (1981年) (サンリオSF文庫)

生ける屍 (1981年) (サンリオSF文庫)

熱い太陽、深海魚 (1981年) (サンリオSF文庫)

熱い太陽、深海魚 (1981年) (サンリオSF文庫)

紙葉の家

紙葉の家

『生ける屍』は多くを語りませんが(笑)、『熱い太陽、深海魚』は意外に面白い。
『紙葉の家』は書痴なら必携かと(中身も凄い)
コジンスキーの『異境』は期待はずれ。
また、必須科目だったラテンアメリカにもようやく手を出す。
エバは猫の中―ラテンアメリカ文学アンソロジー (サンリオ文庫)

エバは猫の中―ラテンアメリカ文学アンソロジー (サンリオ文庫)

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どれも楽しめた。


ここまで書いてなんですが、読書はそれほど好きな行為ではありません。
それでも、年に何冊かは、本当に出会えてよかったと思う本がある。
そんな今年のベストは、
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そして、出会わなければよかったと思う本が、
嘘をついた男

嘘をついた男

本の素晴らしさと禍々しさを備えた二冊。本当にオススメ。


来年はどんな本に巡り会えるのでしょうか。


それでは、良いお年を。