Moonwalkers



『ムーン・ウォーカーズ』鑑賞


アポロ11号の月面着陸映像は、スタンリー・キューブリックによる捏造だったという都市伝説をベースにしたブラックコメディ。1969年、いっこうに月面着陸成功の気配がないNASAにしびれを切らしたアメリカ政府は、キューブリック監督に月面着陸映像捏造を依頼することに。ロンドンに送り込まれたCIA諜報員キッドマンは、たまたまエージェントオフィスに居合わせた借金まみれの男ジョニーに制作費をだまし取られてしまう。自分がだまされたことに気づいたキッドマンはジョニーから金を奪い返しに向かうのだが……。ジョニー役に「ハリー・ポッター」シリーズのロン役で知られるルパート・グリント。キッドマン役に「ヘルボーイ」シリーズのロン・パールマン。監督はCM界で活躍するアントワーヌ・バルドー=ジャケ。

ボンクラ・オブ・ザ・イヤー2015最有力候補!


もう! みんな大好きロン・パールマンを思う存分満喫できるというだけで、全ボンクラは見に行くべきだと思うんだよね。


内容的には『カプリコン2』です(ウソ…でもないかw)
テーマはラブアンドピース。


ベトナム戦争PTSDに苦しむCIA諜報員を極秘作戦に使うな、って気もするけど、途中のドラッグでラリっちゃうシーンが最高!


とにかく、ロン・パールマンにつきるんだけど、ルパート・グリントポンコツプロデューサーっぷりも素晴らしい。
結局、ハリー・ポッター以外はぱっとしないなぁ、という感じだったんだけど、こういう、人はいいけど間の抜けた役はハマるんじゃないかなぁ。今後も期待。


陰謀論ネタとしては、ラストシーンが白眉。
ひどい撮影風景もそこにつながる。
最高!


で、エンドクレジットのトランポリンも最高!


というわで、最高しかない一本。オススメ!