Silent Hill: Revelation 3D



『サイレントヒル リベレーション3D』鑑賞

コナミの人気ホラーアドベンチャーを映画化した「サイレントヒル」(2006)のシリーズ第2作。幼いころの記憶がなく、サイレントヒルという謎の町で何かに追われる悪夢にうなされる少女ヘザーは、父親に守られるようにして各地を転々としながら生活していた。しかし、18歳の誕生日が近くなったある時、「サイレントヒルに来い」という血文字だけを残して父親が姿を消してしまう。ヘザーは父親の後を追い、不気味な霧に包まれた町、サイレントヒルにやってくるが、町に足を踏み入れるとサイレンが鳴り響き、闇の中で何かがうごめきはじめる。そこでヘザーは、自身の忌まわしい過去と向き合うことになる。

サイレントヒル*1の続編。もう6年前なんで、ほとんど記憶にあらず。
でもゲーム『サイレントヒル3』*2をなぞっているので、こちらを覚えてれば大丈夫、って、こっちはもう10年前か……


せっかくなんで3Dで観たんだけど、久々のXpand方式が激しく観づらく、内容以前にそれが不快。


それはさておき。


端的に表すなら「△△!」(訳:三角さんカッケー!)


ホラーに必要なタメが少なく、ひじょうに展開が早い。
それも、原作ゲームが好きすぎる監督が、一刻も早く裏世界を出したいからだと思われ。
だから、ビジュアルを優先しすぎるがため、説明は二の次。ナースとかエロくていいんだけど、隔離しとかないと、いちいち手術のために犠牲者が出ちゃうじゃん。メダリオンの半面もよくわからんし。
まぁ、その熱意もあって、血膿と錆にまみれた世界、フェティッシュなクリーチャーの再現度は抜群。


ここまでゲームイメージをコンバートできてるんだから、エンディングは「サイレントヒルのうた」にしてほしかったなぁ(笑)


マルコム・マクダウェルの出演って、最近おんなじようなのばっかだなぁ。
あと、久々に見たキャリー=アン・モスがお婆さんになっててショック。