The Last Stand



『ラストスタンド』鑑賞

2003〜11年まで米カリフォルニア州知事を務めたアーノルド・シュワルツェネッガーの俳優復帰後初となる主演作。ロサンゼルス市警の敏腕刑事として活躍していたオーウェンズは、今では第一線を退き、メキシコとの国境に近い田舎町で保安官を務めていた。そんなある日、逃走した警官殺しの凶悪犯が町に向かっているとの知らせが入り、警察やFBIの応援も間に合わないと知ったオーウェンズは、戦闘経験のない部下や町の仲間、銃器オタクらでチームを組んで凶悪犯を迎え撃つ。「グッド・バッド・ウィアード」「悪魔を見た」などで知られる韓国のキム・ジウン監督のハリウッド進出作。

思いの外、楽しんでしまいました。


ライジング・ドラゴン』同様、完全に役柄と本人が一体化してるんだよね。
犯罪最前線で戦ってきて今は田舎町の保安官に収まっている主人公の姿は、これまでのアクション映画人生を語ってるように見えるし、移民云々のセリフは本人のことだよなぁ。
武器はしっかりショットガンだし。
それにしても、目じわとか、年取ったなぁ……
あとしぼんだね(しみじみ)


物語の軸になっている300キロのモンスターカーを止めなければいけない、という展開にも一応の説得力があり(弱いけど)、観ている間は気にならない。
でも、国境の向こう側にも人員用意しとくべきじゃない?


けっこう血しぶき激しいので、コミカルな映画だと思って行く方は注意。