海外マンガフェスタ

11/18、コミティアと同時開催された『海外マンガフェスタ』に行ってきた。


コミッションお願いして、サイン会出て、トークショー聞いて、写真撮って、知り合いに挨拶して、とこの手のイベントでは未だかつてないほど満喫。


まず、到着してすぐに、小プロブースへ!
闇の国々*1のブノワ・ペータース&フランソワ・スクイテンのサイン会の整理券をゲット。


そばのカナダブースを覗くと、Maurice Vellekoopというアーティストがおられる。
どっかで見覚えある絵なんだけど、気のせいかなぁ。
せっかくなので2冊購入。
『A Nut at the Opera*2はオペラ歌手(?)のイラスト集。
『Maurice Vellekoop's ABC Book: A Homoerotic Primer』*3はその名の通りABCブックなんだけど、全てホモネタ。バカです(笑)
サインもいただけました。
 


スパイダーハムなどを書いているAgnes Garbowskaのサイン。


『My Misiu Gazette』にしていただく。
コミッションも受け付けていたんだけど、正直、よく存じ上げない方だったので断念。
やっぱ、スパイダーハムをお願いすればよかったなぁ。
ちなみに、可愛らしい方でした。


そうこうしているうちに、フランソワ・スクイテンのライブペインティングが始まっている!



プロに対して上手いというのも失礼だけど、まぁ、凄い。
描いているのは『Atlantic 12』*4のキャラクター。ちなみに来年訳されるとか。



描き終わるまで30分。



で、続いてサイン会!
おお! イラスト付き! しかも、結構しっかり描いている! でも、最後まで保つのか……


危惧通り、ちょっとお疲れに。



両脇の枠線が多重になってるのは、真っ直ぐ引くのに失敗したから(本当)
カーテンみたいでいい感じだけど。
相方は手のイラスト。


で、次は、ツテで前もってお願いしていた、コミッションを受け取りに行く。
コミッションってのは、コンベンションなどで、アーティストに直接「○○描いて欲しいんだけど」「じゃあ、○○ドルね」「OK」みたいなイラストの依頼のこと。
これはやってみたかったんだよね〜。本来なら、本場のコミコンでやりたいところだけど、なかなか行けないので、今回はこの機会に飛びついたわけです。


描いてくれたのは、『Secret Six』などを描いているPeter Nguyen。
描いてもらったのは、悩んだ末、二代目ヴェントリロクイスト。ほぼ初めて描くキャラだそうで、Detective誌上でこのキャラを描いていたDustin Nguyenのタッチに似せて、墨絵風に描いたとのこと。


相方はガンビット
生まれて初めて買ったフィギュアがガンビットで、大変思い入れがあるとか。


隣に座っていたのが、Jim Cheung。
最近翻訳が出たばかりの『ニュー・アベンジャーズシビルウォー*5のカバーを描いているアーティスト。
サインをいただく。


キャップのイラスト色紙があったので、カッコよさのあまり買っちゃいました。


そうしているうちに、「浦沢直樹×ブノワ・ペータース×フランソワ・スクイテン 座談会」が始まる。
内容は、前日の学習院での座談会と被ってたんだけど、よりマンガテクニックの話や、司会が翻訳者の原正人氏だったこともあって、BD寄りになっていて面白かった。


で、トークショーとともに、海外マンガフェスタも終了。
思いの外、盛況だったんじゃないかなぁ。ガラガラだったらどうしようかと思ったよ。


大変楽しんだんだけど、告知は何とかならなかったの?
海外アーティストの誰がブースを出しているのか、まるでアナウンスがないのは、お互いマイナスだと思う。知ってれば、そのアーティストの著作を持っていけるんだし、アーティスト側もそれが嬉しくないわけ無いでしょう。
また、会場でも、コミティアで来た人間を誘導するような案内も見当たらなかった。
海外コミックは読んだことなくても、潜在的に興味を持つ人はいるよなぁ。
興味を持ってもらうのも、このイベントの意義だと思うんだよね。


あと、撤収があるからしょうがないけど、せめて、5時まではやってて欲しかったなぁ。
トークショー二つ見たとしたら、ほかは何も回れないもんなぁ。


まぁ、1回目なので、なんとか続いてもらいたいもの。