今年の夏休み2009(2)-1

8月3日


というわけで、チェコ語以前に英語もままならない俺様が行って来たわけですよ。


実質1日目。
ちなみに、時差は日本と8時間(今はサマータイムで7時間)。
日差しは強いけど、湿気がないので立ってるだけで汗だくになるようなことはない。
朝と夜は長袖の方がいいくらい寒い。
蝉の鳴き声は皆無で、そりゃキリギリスに変更するよ。


もう、どこを見てもヨーロッパ!て感じ(頭悪そう)
 
 


昼間は混むということなので、朝の早い内にカレル橋に向かう。

カレル橋がかかっているのが、ヴルタヴァ(モルダウ)川ですよ。
旧市街側の塔の下に刻まれている髭男の彫刻は、設計者ペトル・パルレーシュでの顔で、水位の目安になっている……んだけど、正直顔に見えない。



30体の聖人像が並んでいる。

真ん中辺りのヤン・ネポムツキーレリーフに触ると幸せになれるとかでピカピカ。

ザビエルは布教した国々の人々に担がれている。
サムラーイらしき姿も!(本体を撮るの忘れました……)



橋を渡って、カフカ博物館へ。
中庭にある小便おっさんの像を撮影。

カフカは興味ないんで、博物館本体はスルー。


トラム(路面電車)に乗って、ヴィシェフラッドへ。

元は城塞で、今は墓地となっている。
ここには、ミュシャスメタナドボルザークなどチェコの有名人たちが眠っている。

SF者の端くれとしては、チャペックを参らねばならんでしょう!

ロケット!?(たぶんペン)


新市街のウ・カリハで食事。

ここは、『兵士シュヴェイクの冒険』のハシェクが通っていたビアホール。
完全に観光地化していて、夜は混むらしいんだけど、昼間はガラガラ。
他の店と比べるとかなり高い。単に食事したいだけなら、あまりオススメできないかな。人形アニメが好きなんで個人的には行けてよかったんだけど。
ちなみに、シュヴェイクをテーマにした店は結構あった。


歩いて、ヴァーツラフ広場へ。

世界史の現場。「プラハの春チェコ事件でここにワルシャワ条約機構軍の戦車が押し寄せたわけですよ。
ここに立っているのが、聖ヴァーツラフの像で、民族の危機に蘇るという伝説が象徴的。


また歩いて旧市街へ。
石の鐘の家。



SEX MACHINE MUSEUM

要するにチェコの秘宝館(笑)
時間の都合で行けなかったのが残念。


ヨーロッパ三大ガッカリの一つとも言われる市庁舎時計

普通にカッコイイと思うんだけど、仕掛け時計になっていて、時間が迫ると観光客で広場が埋め尽くされる。
元は15世紀に作られたものだから、あんなもんだよ(笑)


再びカレル橋に戻り、そのそばにある拷問博物館へ。



夜は旧市街の聖ミクラーシュ教会でのコンサート

毎晩、どこかの教会でコンサートが開かれていて、観光客相手とはいえ、日本に比べて音楽家にとっては恵まれた状況だと思う。まさにリアルに『のだめ』の世界。
教会内は楽器の音は鈍るのとは対照的に、人の声は凄く響くのね。


2日目おしまい。