Ελευσισ
9月14日
ホテルそばのアクロポリ駅。
ここにも遺跡が展示。
乗り方はチェコと同じで、切符は自分で打刻。
打刻した時間から切符の種類によって乗り放題。時間気にするのが面倒なんで、いつも24時間切符を購入。
去年も思ったけど、キセルし放題のこのシステムは効率的なのかなぁ。見つかると数十倍の罰金が取られるんだけど。
電車は発車時間ではなく、あと何分で到着という表示。
昨日時間を確認した、エレフテリアス広場のバス停へ。
ここからは中距離のオレンジバスが出ている(市内はブルー)
途中で大量のトラックとダンプが止まっているのを見たんだけど、やはりストだったのね。
40分ほどかけて、エレフシナに向かう。終点なので、アナウンスなくても安心(笑)
ガイドブックにはバス停から見えて、歩いて5分ほどと書いてあるのに全く見当たらない。結局、15分位歩いて、目的地へ。日陰なかったので暑かった……
エレウシス遺跡。
入ってすぐの広場。
ローマ時代の大前門。
その横にカリコロコスの井戸。
行方不明のペルセポネを探したデメテルが、疲れを癒したと言われる井戸。
奥に進むとハデスの神域。
洞窟というほどもない穴だけど、セヴン・センシズを開眼すれば冥界に行けるはず!
ザクロが落ちていたのが、いいよねぇ。
お約束どおりケルベロスは爆睡(笑)
さらに歩くと、デメテルの秘儀が行われていたというテレステリオンが広がる。
広大なスペースに層にわかれた部屋があり、3000人を収容できたと言われる。
デメテルの秘儀は口外してはならないとされていたため、今も内容は不明。「夜の姉妹団」*1みたいなもの?
ちなみに観光客は皆無で、写ってる人影は研究者らしく、測量してました。
丘の上には小さな博物館。
女神像の柱。
胸に飾り(たぶんゴルゴン)がステキ。
ブタちゃん
デメテルが、古代エレフシスの王子トリプトレモスに最初の麦をデメテルが渡しているレリーフの複製(本物は考古学博物館)
丘の上から見えるのがサラミス湾。
世界史受験の身としてはタマランですよ。
アテネからちょっと遠いし、世界遺産にもなってないんだけど、ギリシア神話好きにはオススメ。