The Possibility of Evil

「悪の可能性」シャーリイ・ジャクスン(ミステリマガジン211号掲載)読了

ミス・ストレンジワースはバラが自慢の老婦人。70年以上も町に暮らし、町のことなら我がことのように知っている。人々と挨拶しあったり、相談を持ちかけられたりする毎日。彼女は、悪の芽を早めに摘むために、人々にそれぞれささやかな疑念を抱かせるような手紙を匿名で出すのを日課としていた。それによって注意を喚起し、町の平穏が保たれているのだ。そんなある日……

うえぇ〜
相変わらず嫌な読後感。
当事者自身は普通のことをしているつもりなのに、客観的には悪意・異常の塊。
『くじ』もそうだけど、ジャクスンはいつもこんな意地悪なこと考えてるの?(笑)