コマ撮り怪獣100年史

新宿ロフトプラスワンにて「コマ撮り怪獣100年史」なる映像イベントに行ってきた。


オブライエンだろうが、ハリーハウゼンだろうが、自主映画だろうが、
コマ撮り怪獣シーンだけを1分ほどにまとめて、160本以上見続けるという、
普通の人間なら行こうとも思わない、気が狂ったようなイベント(笑)


上手くても下手でも、コマ撮り怪獣シーンは、なんというか、ワクワクするんだよね。
その中でも、やはりハリーハウゼンは、動きもデザインも別格ですな。
骸骨剣士なんて、ファンタジーのスタンダードになっちゃってるもんね。
最近は完全にCGに押されちゃって残念なところ。


さて、今回のイベントで嬉しかったのは、
M・A・ウェルマンの『悪魔なんかこわくない』の映像が見られたこと。
映像化されているのは知ってたんだけと、見るのは初めて。
それから『顔のない悪魔』。これも昔から怪獣映画本で見てはいたんだけど、
動いてるのは初めて。ターくんが動いてるよ!
あと『猫のなる木』という初めて知った作品がなかなか強烈でした。
他にも日本未公開、LDのみ、海外版のみに収録されているシーンなども上映。
ハウリング』の狼男のシーンなんて初めて見た。


スターウォーズ』もコマ撮りシーンがあるんだけど、あまり印象にないのは、
それだけ映画としては完成してるってことなのかな。
でも、その分、コマ撮りワクワク度が低い。
逆に、コマ撮りシーンが印象深い映画は、映画としてはイマイチなのが少なくない。
まぁ、だからこそ、いいんだけどね(笑)


カップヌードルの「Hungry ?」シリーズもまとめて見ることが出来ました。
やはり、このシリーズは傑作。
日本の傑作CM集もDVDで出ないかなぁ。


非常に楽しいイベントでした。