今年の鑑賞映画

今年の鑑賞映画(12/27現在)

・『ラスト・サムライ
・『ロード・オブ・ザ・リング王の帰還
・『レジェンド・オブ・メキシコデスペラード
・『キル・ビルvol.2』
・『ゴッドディーバ』
・『ビッグ・フィッシュ
・『スパイダーマン2』
・『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』デジタルリマスター[吹き替え版]
・『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』デジタルリマスター[字幕版]
・『華氏911
・『ヴィレッジ』
・『アイ、ロボット』
・『シークレット・ウィンドウ』
・『ヘルボーイ
・『スカイキャプテン
・『SAW』
・『Mr.インクレディブル
・『岸辺のふたり
・『ベルヴィル・ランデブー
・『スーパーサイズ・ミー

もっと見に行ってると思ったけど、意外に少ないなぁ。


相変わらずジャンル映画ばっかだけど、
それだけで語るから、今年はなかなかの豊作だったかな。
ロード・オブ・ザ・リング』はファンタジー映画史に残るでしょう。
恐らく、今後、これ以前以後に分けられるはず。


アメコミ系映画は『スパイダーマン2』『Mr.インクレディブル』と言う二大傑作。
これもやはり、今後のアメコミ映画の比較対照とされる映画。
両方ともヒーローも様々な悩みを抱えている姿が丁寧に描かれていて、これからのヒーローものはどう突き抜けるのかが楽しみ。
CGの力もあるけど、アクションは両者とも素晴らしい。
超能力を持つヒーローは、本当はこういう戦い方をするのか、と目から鱗


華氏911』の影響で、ドキュメント映画が増えたかな。
スーパーサイズ・ミー』のようにネタが命。


スカイキャプテン』と『SAW』はデビュー作品。
色々とアラはあるけど、これがデビューとは凄いものだ。


『ゴッドディーバ』『スカイキャプテン』はほとんどCGの映画。
その中、日本公開10周年の『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』は全く古びない。
個人的には、東京ファンタでの公開が楽しかった。


ロード・オブ・ザ・リング』は傑作だと思うけど、『スターウォーズ』や『ロッキー』のように「あっ!」とくるテーマ音楽が、イマイチ薄いのが難。最近の映画はだいたいそうだけど。
そんな中、『ベルヴィル・ランデブー』のテーマ曲は最高。サントラもオススメ。


今年の私的泣きシーンベスト3は、
3位『Mr.インクレディブル
……のフロズンが駆け付けるシーン。
カッコよすぎ。
氷の能力持ってるなら、ああいう移動方法だよなぁ。
ほかにも、ミセス・インクレディブル、ダッシュの表現も最高。


2位『ロード・オブ・ザ・リング王の帰還
……のトロールが進軍太鼓を叩いてるシーン。
この映画は全編泣き所だらけ。
狼煙で通信するシーン。
ローハンの突撃シーン。
レゴラスの「友の隣ならば?」のシーン。
などなど。
ファンタジー者が見たかったものが全てが描写されている。
そこであえて、トロール
メタルフィギュアを山のように集めたものとしては、あの進軍太鼓は魂が震えた。
シタデルのシリーズって、太鼓と旗持ちがどんな種族でもたいてい付いていて、それが実際に動いているのを見られるとはなぁ。最高。


1位は『ビッグ・フィッシュ
……のラスト。
これはやばかった。
今までのバートン作品がフリークスへの愛にあふれた作品だったのに対して、これは、見せ物を見に来ている観客への愛も描いた作品。
ある意味、ファンタジーの外にも世界があることに気づき、そことの別れ、とも取れるかもしれない。
恐らく、もう『異形の愛』の映画化は出来ない気がするけど、今現在の『異形の愛』が『ビッグ・フィッシュ』であり、それは歓迎すべきことだと思う。


そんなわけで、私的2004年ベスト1は……
ビッグ・フィッシュ』! かなぁ。
ベスト5なら、これと
ロード・オブ・ザ・リング王の帰還
スパイダーマン2』
Mr.インクレディブル
ベルヴィル・ランデブー
てところ。
要するに、オタク映画はオタクに撮らせろってことだ(笑)