『アフター0 Neo』

『もの知りの愚者たち 』


 202X年。世界は相変わらずだった。


 探偵のロイドは、ロボット工学の権威エプスタイン博士から、破格の依頼料の仕事を受ける。
 それは、女性型のプレーンロボットとアッシュケース、それと博士の愛犬をテキサスの研究所まで運ぶと言うものだった。
 博士の研究所は軍の管轄のため、かなり危険な仕事になりそうだ。


 やはり軍の追跡は執拗で、彼らは囲まれてしまう。
 ブレーンロボットも壊れてしまい、運ぶべきものとは?


 やはり、旧『アフター0』とは違いますね。
 テーマとしては『マイ・フェア・アンドロイド』と並行する感じなんですけど、
 あまり明るくありません。


 今回の作品は、ちょっと甘いかな。
 一見、人間より賢く見えるロボットの脳と、でもそれよりも優れている人間の脳の差、
 みたいなものが書ききれてない感じでした。
 話自体は嫌いじゃないですけどね。
 あと、アクションシーンはイマイチ。


 エプスタイン博士って、ディックの『変種第二号』?


 一月は載りません。なんで?