The Legend of Hercules
「クリフハンガー」「ダイ・ハード2」のレニー・ハーリン監督が、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスを描いた3Dアクション。主演は「トワイライト・サーガ」のエメット・カレン役で注目され、「エクスペンダブルズ3」にも抜てきされた若手ケラン・ラッツ。古代ギリシャ、オリンポスの神・ゼウスの子ヘラクレスは、美しい姫ヘベと愛し合うが、ヘベは政略結婚でヘラクレスの異父兄イピクレスの妻になることが決められてしまう。ヘラクレスはヘベと2人で逃げようとしたが捕らえられ、罰として戦地へ送り出される。仲間の戦士ソティリスと協力し、決して生きて帰れないと思われた戦場を生き延びたヘラクレスは、やがてイピクレスの父で暴君アンピトリュオン王の圧制から王国を解放する戦いに身を投じる。その過程でイピクレスからヘベを奪い返したヘラクレスは、名声を高めていく。
ドウェイン・ジョンソンなかなか出てこないなぁ。ドウェイン・ジョ……あれ!? 別物!?(実話)
なぜ、同時期、同じ題名の映画を公開する?
気を取り直して。
ドウェイン・ジョンソン版がオリジナルストーリーっぽいので、こちらは神話の十二の功業をなぞるのかな? と思いきや、ケイロンが人間という時点で嫌な予感が走る。
もしかして、ヘラクレスを歴史上の実在の人物として新造型、的な?
これがびっくりするくらいつまらない。
ヘラクレスは、等身大しちゃいけないキャラクターの急先鋒。怪獣と戦わないヘラクレスなんて、ヘラクレスじゃないでしょ?
このリアリティあるw造形ってのも物凄く下手で、時代はよくわからないわ、神がいるのかいないのかあやふやだわ、ついでに言うと映像も激しくカッコ悪い。
ケラン・ラッツのヘラクレスもナイフとフォークで食事しそうな顔してるしなぁw
リュック・ベッソンに続いて、レニー・ハーリンも久々に観たけど(と思ったら、去年『ディアトロフ・インシデント』*1観てたわ)、あの頃に盛り上がった作家は劣化が激しいなぁ。ヤン・デ・ボンも全然見かけないしね。
純粋な退屈さで言えば、今年ワースト。