Carrie



『キャリー』鑑賞

1976年にブライアン・デ・パルマ監督、シシー・スペイセク主演で映画化されたスティーブン・キングの同名小説を、クロエ・モレッツ主演で再映画化。超能力を秘めた内気な少女キャリーが引き起こす惨劇を描くサイコサスペンスで、「ボーイズ・ドント・クライ」のキンバリー・ピアース監督がメガホンをとった。地味で冴えない高校生のキャリーは、学校では笑い者にされ、家では狂信的な母親に厳しく監視され、孤独で鬱屈した日々を送っていた。やがて、学校の人気者トミーとプロムパーティに参加することになり、母親の反対を押し切ってパーティにでかけたキャリーだったが……。

『ムービー43』*1に続いて、クロエ・モレッツは生理ネタw


やっぱり、クロエ・モレッツがいじめられっ子に見えないなぁ……
かわいいのもあるんだけど、あの娘、でかくなったなぁ、としみじみ。肩の辺りのボリュームが強そうなんだよねw
それに対するジュリアン・ムーアは役作りもあるのかもしれないけど、凄いおばあさんになっちゃった印象。しかし、娘を守ることが同時に傷つけることにもなっている狂信的な母親を熱演。彼女のキャリーを諌める言葉は、結果的には正しいのが皮肉で面白い。


ただ、デ・パルマ*2はうろ覚えなんだけど、結構そのままリメイク。
『キャリー』イコール豚の血なんだから、あのプロムまでを短縮しちゃって、あとは皆殺し祭りを大開催して欲しかったなぁ。
最初から最後まで血に取り憑かれた作品だけど、キャリーは能力使っても鼻血出ないんだよね。これが元祖ではないか。やはり『スキャナーズ』か?


『クロニクル』*3ではナイスガイを演じたアレックス・ラッセルは、こちらではクソ野郎役。