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昨日一昨日と、親類のお通夜と告別式にあった。
こういう行事をネタにするのもなんだけど、どうしても書き残さずにはいられない出来事があったので。
お坊さんが読経するときの、お座布と棒がついた小さな鐘。
引磬(いんきん)という名前だそうで(きんの字は下が石ではなく金)
お通夜の際に、その頭が外れ、いい音を響かせながら、床に転がり落ちる!
さすがは修行の賜物(そうか?)、冷静に読経しながら頭を探す。次いでネジも見つけ、やはり読経しながらそれを直す……
って、ながら読経はやめてよ!
こっちが落ち着かないよ!
他には恙無く(?)お通夜は終了。
翌日の告別式。
まさか、昨日と同じ引磬は使わないだろうし、せめてちゃんと直しただろうと思ったら、なんか最初からグラグラしてるような……
やっぱり取れたー!
今度は持ち上げてすぐだったので、派手な音はたてずに台の上で取れたんだけど、舌打ちに近い驚きの声がお坊様の口から漏れる。
で、火葬場でも読経があったんだけど、まぁ、三回目はお約束だよなぁ。
どんな世界でも、整備不良は碌なことにならないと分かった二日間でした。