Catacombe dei Cappuccini

パレルモに戻り、南イタリアの目的の一つ、カプチン派のカタコンベ
海外オカルトスポット好きなら知らぬものはいない(はず)ロザリア・ロンバルドが眠る場所。
ちなみに、カプチーノは、このカプチン派の修道服が由来とか。


入口は地味。


死後は聖人のそばで、と願った人々の遺体を収めたカタコンベ。およそ8000体が眠っている。
ここは写真NGなので、絵葉書をスキャン。


以下、微グロ注意。


階段を降りると、ずらりと。
 
チェコのコストニツェはなんとも思わなかったけど、こちらは服を着ているため、人格が残っている感じがして、ちょっと不気味。赤ちゃんの遺体だけが並んでる部屋とか。
生前の様子を再現しているのか、藁を詰めて太らせた遺体などもあった。


ほとんどが白骨化してるんだけど、中にはこんなに状態がいい方も。

表情がわかる遺体も多数。


顔は骨だけど、手の保存状態がいい。


ディスプレイのされ方からすると、夫婦かな?

家族らしき一角もありました。


お髭が立派なアメリカ領事。


奥に安置されているのが、世界一美しい遺体と称されるロザリア・ロンバルド。ローラ・パーマーのモデルになったとか、なんとか。
こちらはミイラではなく、剥製なのかな。

この絵葉書の写真はかなり前のものだと思われ、今ではかなり顔色が悪くなっている。また、棺ごと保管ケースに入れられているので、かぶりつきで見られないのが残念。

(2012/09/10)