INSIDE MAN

レイトショーでインサイド・マン』を鑑賞

マンハッタン信託銀行に強盗チームが現れる。
全員ジャンプスーツにマスクという扮装で、人質にとった客にも同じ格好をさせる。
急報を受けたNY市警のフレイジャーだが、
巧妙な犯人グループに翻弄され、なかなか突破口が見つからない。
一方、銀行の会長は、貸し金庫の中に個人的な秘密が収められ、
それを誰の目にも触れないように、やり手の弁護士を雇う。
犯人の要求はジャンボジェットの用意という非常識なもの。
はたして、彼らの目的は?

最近見に行った中では、久々に大当たり。
クライムものとして、個人的には大満足。
見終わった後に、いろいろと解釈を話し合いたくなる映画。
常にマスクで隠している犯人グループは、実は最初からさりげなく素顔を見せていて、
それが映画見としてはひじょうに楽しめる。
メメント』とか『ユージュアル・サスペクツ』が好きな人にオススメ。
そろそろ終わりそうだけど……
レイトショー一本で、ガラガラってもったいないよ。


**** ちょっとネタバレ ****


あれは、ルパ〜ン一味みたいな犯罪チームってことなのかね?
で、今回みたいになかったことにされてる事件が世界中にあるとか。
今回のヤマは簡単だったって言ってるし。
そうだと、彼らのほかのミッションも見てみたいなぁ、と妄想。やらないだろうけど。


あと、取調べのシーンがあったキャラクターは実は全員メンバーとか?
ポーランド人やアルバニア人、東欧の反ナチ的な人種がちょろちょろ出るし。
殴られた銀行員は見せしめ役の仲間で、
第一通報者の警察官は実は捜査状況を監視する仲間、とか。
それも含めて『インサイド・マン
妄想をいろいろ楽しめる映画でした。