古本マニア雑学ノート



『古本マニア雑学ノート―人生に大切なことはすべて古本屋で学んだ』唐沢俊一ダイヤモンド社〉読了


題名どおり、古本エッセイ。
古本好きなら、多かれ少なかれ、身に覚えのあるエピソードだらけ。
というか、自分のことを書かれているのではないかと思うこともしばしば(笑)


どうして、こう、古本者は、クソッタレなキチガイだらけの、愛すべき生き物なんだろうなぁ。
まぁ、そう思うのは古本者だけだろうけど。


さらっと読み終わるし、古本者にはオススメ。
そうじゃない人も、こんな世界があるのかと、バカにしながら読むのもよろしいかと。


洋の東西を問わず、古書マニア、ブックハンターのエッセイは同じようなこと書いてんだよなぁ。
ちなみに、
「紳士たる者、同一書物を読む用、保存用、貸す用に三冊買うべし」
とは19世紀のイギリスの本ヲタクの文章に書かれてます。
100年経っても、進歩なし(笑)