それでも古書を買いました
- 作者: 鹿島茂
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2003/01
- メディア: 単行本
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To buy, or not to buy: that is the question.
フランス文化研究者、鹿島茂の古本エッセイ第3弾。
『子供より古書が大事と思いたい』といい、なんて素晴らしい題名を付けるお方でしょう。
鹿島氏が集めているのは、主に19世紀のフランスの挿絵本。
集めているジャンルは違えども、含蓄ある(?)エピソードや言葉が満載。
「量を考えろ」とか「集めた本を読むわけがない」とか(笑)
古本者なら、頷いたり、ニヤリとしたり、グサリと来ること請け合い。
オススメ。
荒俣宏、唐沢俊一、鹿島茂と古本エッセイは読んでるけど、
蒐集対象が違うのに、どうして、こうもみんな同じこと書いてんだろうなぁ。
古本者は失われた十支族の一か?(笑)