『キッチュワールド案内』

キッチュワールド案内(ガイド)

『キッチュワールド案内』唐沢俊一（早川書房）読了。


神田でサイン本だったので買った本。
今まで、唐沢俊一の本ってまともに読んだことなくて、
読んだと言えば唐沢商会名義のものばっか。


いや、面白かったですわ。
唐沢商会のはご存知、俊一が原作、なをきが絵、という漫画なんだけど、
二人とも雑学王みたいなもんだから、ちょっとべたついて重くなっちゃうんだよね。
それが、文章だけだと切れがある感じ。


唐沢俊一は『トリビア』が始まった当初のプランナーだったとか、ネタ元だったとか、って話を聞いたことがあるけど、
これを読んでると本当に「へ〜」って感じ。
ヒトラーが愛した映画は『白雪姫』と『キングコング』とか、
スチュワーデスの語源は豚小屋の管理人だとか、
読みながらずっとボタン押してました（笑）


あと、この手のサブカルものの執筆者って、本当にザリガニ坊や、好きね。
なにそれ？　と思った人は、検索しない方がいいと思います。
勇気が必要かも


軽く読めて、トリビア満載なので、オススメ。