指輪物語』もとい、『ロード・オブ・ザ・リング』を見に行ってきた。
いや混んでた。
ぴあリザーブチケットっつう券を買っておいたので、余裕で座れたけどね。
さて、内容。……と、その前に、ファンタジー知識はそれなりにあると自負していながら、
実は原作は読んだことないんだよね。メタルフィギュアにはまり始めた小学生の頃に読もうと思ったら、
あまりの字の小ささがトラウマ(?)になって、未だに読んでいないということにしておいて欲しい。


感想は、立派にファンタジー映画でした。
いや、俺にとっちゃ、最上級の誉め言葉よ。
ファンタジーをちゃんとファンタジーとして、ここまで実写化できているのは素晴らしい。
だいたい現代人として要素が入っちゃうものだけど、これはそう言うのがあまりなかったんじゃないかな。
景色は見事。ああいうのを見ると、やはりファンタジーはヨーロッパなんだな、と思う。撮ったのニュージーランドだけど。
ドワーフが斧を構え、エルフが弓を引き、魔法使いが魔法を振るう。
うーん、ファンタジー
こういう萌え方しない人にはつまらんかもしれんね。


内容的なことは他の人が言い尽くしているだろうからパス。
まー、指輪モノ、ファンタジーモノとして見るなら満足だけど、映画としてはどーなんだろーね。
映画じゃないとできないことだけど。
読んでいないとは言え、3部作ってことくらいは知ってるから、あのラストは別に、「ああ、終わった終わった」って感じだけど、
劇場はやはり知らない人はいたみたいで、「えっ、終わり?」ていう声も聞かれた。
ありゃ、ちゃんと「旅の仲間」とか「エピソード1」みたいに副題をつけて宣伝すべきだよな。


疑問が一つあるんだけど、坑道での「Goblins」っていう台詞が、「オークだ」って字幕が出たけど、あれはどういうこと?
ゴブリンってのは、「化け物ども」みたいな総称として使われてんの?


あとは、早くピーター・ジャクソンに正気に戻って欲しいかな(笑)。
3部の編集中に正気に戻って、いきなりバッドテイストになっちゃうとか。