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昨日レイトショーで『新世紀アートアニメーション』というのに行く。


インディーズ系の人形アニメーションの上映会といったところかな。
まず感想としては、シュヴァンクマイエルとかクエイのようなグロテスクなイメージの模倣が多い。
模倣だとどうしても彼らには勝てないわけで、どうもイマイチ。


人形アニメじゃなかったけど、『夜の掟』という木炭のアニメが、もやもやしてて個人的にはツボだったかな。


ラストは『独身者の機械』と『玉蟲少年』。
この２作は別格。世界観もセットもひじょうに見ごたえがある。


で、上映が終わると独身者の機械』と『玉蟲少年』の岩井天志監督のトーク。
今回のゲスト（毎週違う）は佐野史郎。
こういうトークつき上映会は初めてなんだけど、フィルターをあまり通ってないトークが聴けて面白いな。
機会があったらまた行きたいね。
そして、何よりも面白かったのが、満員の会場がシュヴァンクマイエルやクエイを知っていることを前提としている異様な空間だっと言うこと。
普通知らねぇよ（笑）