第18回キンダー・フィルム・フェスティバル

ヴィンランド・サガ』? 『ヒックとドラゴン』? そんな場合じゃありませんよ!


今から10ヶ月以上前、我ら(30over限定)を驚愕させた衝撃の映像を見るため、「第18回キンダー・フィルム・フェスティバル」に行ってきた。


初めてだったんだけど、ライブ吹き替えが基本なのね。前から3列目だったので、生・戸田恵子と生・山寺宏一を目の当たり。ちなみに2列目まではプレスで、撮影終わったらさっさと消えたのが面白かった。仕事だもんね(笑
)プロなんだから、こう言うのも失礼だけど、まぁお見事。通し稽古はしておらず、全員合わせるのはぶっつけ本番だったとか。声優の様子も見ようと思ったんだけど、作品に集中してしまいました。


1本目は『まいごのペンギン』
人形アニメ的質感で、主人公の少年とペンギンはひじょうにかわいらしい。
テーマもわかるんだけど、どうしてもペンギンがやって来た理由が気になってしまって……


2本目はジョアンニの自慢のパパ』
分かりやすいストーリー。イタリア作品なんだけど、ピクサーとキャラデザが似てるような……


で、3本目がメインイベント『小さなバイキング ビッケ』ですよ!
楽しみ過ぎて、最近は毎日主題歌を口ずさんでました(笑)
ノスタルジーで評価300%アップだけど、普通にファミリー向け映画としてよく出来ていますよ。知ってる人多いし、一般上映してもよかったんじゃないかなぁ。
まぁ、それより、目を奪われるのが、そのアニメそっくりなキャスティング。びっくりするくらいホントによく似てる。ビッケなんて長らく記憶の底だったけど、あらゆるキャラが一目でわかったもんなぁ。完全再現とはこの映画のためにある言葉。
ハルバル父さんは比較的似せやすいと思うんだけど、一番驚いたのがチューレ。見事すぎるでしょ。ビッケとチッチもよかったなぁ。というか、チッチ可愛すぎ。

ちょっと疑問なのが、もしかして、ムーミンと同じパターンで、向こうにアニメを逆輸出(って言い方も変だけど)してたのかしら? ビッケの閃いた時の演出も同じだもんなぁ。それとも原作の絵も似てるのかな?


20日、22日にも上映するので行ける方は是非オススメ。