Magic Magic



『トランストリップ』鑑賞


「家政婦ラケルの反乱」で高く評価されたチリの俊英セバスティアン・シルバ監督が、「JUNO」のマイケル・セラ、「キラー・スナイパー」のジュノー・テンプルら個性派キャスト出演で描いた異色のサイコスリラー。チリで暮らす従姉妹サラを訪れた内向的なアメリカ人少女アリシア。部屋から出たがらないアリシアのため、サラは恋人アグスティンや変わり者の男友だちブリンクらも誘い、皆でバカンスへ出かけることに。ところがサラは急用のため、彼らにアリシアを預けて都会へと戻ってしまう。神経質なアリシアは、ブリンクたちの奇妙な行動にストレスを募らせていき……。2013年・第10回ラテンビート映画祭で「マジック・マジック」のタイトルで上映され、「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2014」で劇場公開。

精神が不安定に近いレベルの神経質な主人公と、自分だけが部外者という疎外感はよく出来ていて、甚だ疲れる作品。


催眠術によって何かが覚醒し、皆殺しにしてくれる話を期待してたんだけど、なんだこれ?
この作品でオープンエンドはあまり上手くないよなぁ。


エミリー・ブラウニング、華がなくなったなぁ……