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ビフォア・ウォッチメン:ミニッツメン/シルク・スペクター (DC COMICS)
- 作者: ダーウィン・クック,アマンダ・コナー,秋友克也,石川裕人
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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面白いんだけど、正直、前日譚は蛇足だなぁ、という印象が強い『ビフォア・ウォッチメン』だけど、「ミニッツメン」編はかなり傑作。
初代ヒーローチームの栄枯盛衰を、ナイトオウルの自伝『仮面の下で』に沿って重層的に語られていく。本編*1ではほとんど語られないからこそ、自由度が高いとも言えるんだけど、本編とも不自然さがないんだよね。モスマンとナイトオウルの友情および彼が正気を失っていってしまう様子は胸熱だし、何よりシルエットの活躍とその最期が大きく扱われているのが嬉しい。また、この絵柄は好きだなぁ。
併録されいている「シルクスペクター編」は、二代目のローリーの青春時代を描く。
最初のコスチュームのほうが良くない?w
ラストで、会合に初参加する別視点はいいなぁ。