Εθνικό Αρχαιολογικό Μουσείο

9月14日


エレフシナからバスでアテネに戻って、また国立考古学博物館まで歩いていく。
途中のサンドイッチ屋で軽く昼食。
ヨーロッパは、安いチーズとかハムでも美味しくていいよなぁ。


ドキドキしながら門をくぐると、今日はやってました。
後述する理由で、展示物の詳細が分からないので、記憶と趣味で紹介。


エントランスホール。



左回りに、彫刻コレクションから見ていく。
まず、アルカイック期の青年像が並んでいる。




ファンタジー的にはメジャーキャラのスフィンクスギリシアでもよく見かける。なかなか美しい。



jumping weightsって何? 円盤投げ?



向こうに見えるは、世界史資料集の最初の方に載ってたやつ!



ギリシアの陶器は黒とオレンジの色彩がひじょうに美しんだけど、同時にレイアウトも素晴らしい。

馬が並んでいる構図はよくあって、几帳面に細い足が並んでいるさまが素敵なのを知ってたんだろうね。


キャラクターのマグカップみたい(笑)



ここから古典期の展示。
ポセイドンのブロンズ像。トライデントを構えてたんだろうね。



ミノタウロス
これまた、よく慣れ親しんだキャラだけど、遺跡で見るのは初めてかも。



エレフシナで発掘されたデメテルレリーフの本物。



彫刻コレクションはまだ続くんだけど、とりあえず青銅器コレクションの方に進む。




チャリオット



テルモピュライで出土。

『300』*1で太陽を覆い尽くすと言われた矢尻ですよ!(かもしれない)


今回の目的の一つが、このアンティキティラの機械!

意外かもしれませんが元ムー民なので、オーパーツに目がない。その中でも、唯一の本物のオーパーツと呼ばれるのがこれ。
アフター0*2で言うところの、那由他さんが沈めたやつですよ。

2000年以上前に作られたと考えられ、海中から見つかったのが1901年。
昔はもっと大理石の箱みたいなものかと思ってたんだけど、実際見ると想像を遥かに超えて、古代ギリシアというイメージからかけ離れた完全なメカ。


見てよ、この目盛に歯車。

ある種の天文観測装置で、占星術や祭祀のため計算機だと考えられる。ユリウス暦の100年前なのにうるう年の補正機構が付いていたり、アルキメデスが関係しているとも言われ、夢が広がる遺物です。
ちなみに、見てる人は他にいませんでした(笑)


スキュラ

伝承とか、ファンタジーモンスター辞典で姿は知ってたけど、当時から本当にこのままの造形だったのね。


アマゾネス

アマゾネス像もよく見たけど、胸がもげた姿は皆無。あの話、どこが出所?


向こうの方ではよく見かける、巨根様(笑)



ブロンズ像の製作過程



ここはエジプト・コレクション

エジプト神なのに、デザインがギリシア風という、メガテンみたいな造形(笑)


再び彫刻コレクションに戻る。
ヘラクレスvs.ヒドラ。ちゃんと足元にカニが。



くびれが美しい……



馬に乗る少年



ちびっ子で、ヘラクレスちゃんという感じ。



アテネ



アスクレピオスの部屋にあったオブジェ。

治したい部位を奉納したのかな?


ガンオタのためにキュベレ(笑)



アンティキティラの青年

右手はリンゴを取る姿とも、メデューサの首を持ってるとも。


ヘレニズム期のポセイドン像



言い寄るパンに、サンダルを構えるアフロディテ

萌がわかってるよ(笑)


館内の真ん中は先史時代」コレクション。
アガメムノンのマスク



マンガチックなタコ模様。



ひじょうに鮮やかな色彩が残る壁画



BC2000〜3000年のキクラデス文明期



中庭には、機械と一緒にアンティキティラから見つかった像が並んでいる。



2階は陶器。
正直、この頃には疲労困憊。


チャリオットを前から、という変わった構図。



BLでハートが舞っていわけではないと思います(笑)



この壺、おしゃれだよなぁ。



羊コップ



エジプト人と戦うヘラクレス

注目すべきは、ヘラクレスはかむってますが、エジプト人はズル剥け(笑)


4時間超見て、ミュージアムショップに行くと、時間前なのに閉店してる!
そんなわけで、目録を買えなかったのが悔やまれる。