Eeeee Eee Eeee

イー・イー・イー

イー・イー・イー

『イー・イー・イー』タオ・リン河出書房新社

大学を出たものの、今はピザ屋で働くアンドリュー。考えることはいなくなった彼女のことばかり。毎日何もやることはない。一歩踏み出そうにも、やりたいことも見つからない。そんなある日、目の前に熊とイルカが現れて……

理由があろうがなかろうが、イルカが現れようが、何もやる気が出ないと言う現実に変わりはない。この現実逃避の言い訳が、まぁ、苛つく。
あまりに内容が不毛すぎて、感想もない。この不毛さが、現在も未来も見えない社会の虚無感を表しているのかも知れないけど、真面目に論ずるのも野暮ったい。
要するに、イルカが丸太でイライジャ・ウッドを撲殺する話。
これ以上は語るも不毛。


解説による作者の行動があまりにうざいので、次作が訳されてもたぶん読みません。