PIEGE POUR CENDRILLON

シンデレラの罠 (創元推理文庫 142-1)

シンデレラの罠 (創元推理文庫 142-1)

『シンデレラの罠』セバスチャン・ジャプリゾ創元推理文庫〉読了

私はその事件で探偵です。
また証人です。
また被害者です。
そのうえ犯人なのです。
私は4人全部なのです。
いったい私は何者でしょう?

40年以上前に出たミステリを今頃着手。
名作・古典ミステリを全然読んでないうえ、最近のミステリ事情も知らないんだけど、
個人的には、古びた感じもせず、なかなか満足。


はたして自分は誰なのか?
状況と、新たにわかる事実により、
主人公(と読者)は、自分はミシェールなのかドムニカなのか、わからなくなってくる。
そして、ついには、二人の素顔を知ったことにより彼女は……


叙述が全ての小説なので、実際読むのが一番。






■■■■■■■■■■ネタバレ■■■■■■■■■■






これは、結局彼女はってこと?
最後の最後で、ラと判明! と予想してたんだけど(笑)