6月の主なSF・FT・ミステリ新刊

ハヤカワSF
・『ヒューマン−人類−』……ロバート・J・ソウヤー
・『ノパロールの地下霊廟』……フォルツ・ダールトン
・『折れた魔剣』……ポール・アンダースン
ハヤカワFT
・『真実の剣 魔道士の魂(2)不穏な再会』……テリー・グッドカインド
・『ベルガリアード物語 勝負の終り』……デイヴィッド・エディングス
ハヤカワHM
・『女性検事補アレックス 隠匿』……リンダ・フェアスタイン
・『スタンリー・ヘイスティング・シリーズ 休暇はほしくない』……パーネル・ホール
・『忙しい蜜月旅行』……ドロシイ・L・セイヤーズ
・『女刑事の死』……ロス・トーマス
ハヤカワ文庫NV
・『ハシシーユン暗殺集団(上下)』……テッド・ベル
・『マラソン・マン』……ウィリアム・ゴールドマン
ハヤカワepi文庫
・『二十一の短編』……グレアム・グリーン
HPB
・『難破船』……ロバート・ルイス・スティーヴンスン&ロイド・オズボーン
単行本
・『アゴールニンズ』……ジョー・ウォルトン


創元SF文庫
・『フラクタルの女神』……アン・ハリス
創元推理文庫F
・『ランクマーの二剣士』……フリッツ・ライバー
創元推理文庫
・『ピーナッツバター殺人事件』……コリン・ホルト・ソーヤー
・『愚か者の祈り』……ヒラリー・ウォー


角川文庫
・『少年騎士アーサーの冒険(2)運命の十字』……ケビン・クロスリーホランド


集英社文庫
・『サマー・キャンプの怪人』……ジェニー・キャロル


新潮文庫
・『コカイン・ナイト』……J・G・バラード


扶桑社文庫
・『ロスト』……ジャック・ケッチャム
・『野獣の都』……イザベラ・アジェンデ


文春文庫
・『タイユバンの優雅な食卓』……A・トッドハンター
・『消えた境界線女検事補サム・キンケイド』……アラフェア・バーク
・『カインの檻』……ハーブ・チャップマン


来月はけっこう色々あるかな。


ハヤカワSFはソウヤーのネアンデルタール・パララックスの2巻が発売。
これから読もうと思ってる人は、全巻出終わってからの方がいいかも。
すぐ読み終わっちゃうんだよね。


ハヤカワ名作セレクションはアンダースンの『折れた魔剣』
深井国さんの絵が好きだったんだけど、変わっちゃうんだろうなぁ。


アゴールニンズ』は単行本だけど、要チェック。
2004年の世界幻想文学大賞受賞作。
ヴィクトリア朝風のドラゴンの世界の物語。
凄い読みたかったんだけど、こんなに早く訳されるとは。
それに比べ『American Gods』は……


『忙しい蜜月旅行』はHPBからの文庫落ち
もしかして、ドロシイ・L・セイヤーズのハヤカワ文庫って初めて?


創元SF文庫の『フラクタルの女神』がやはり気になる。
作者のアン・ハリスは聞いたことないけど、
最近の創元のSFとファンタジーは初訳作家が多いね。


ファファード&グレイ・マウザーはてっきり全4巻だと思ってたら、
5冊目の『ランクマーの二剣士』が発売。シリーズ唯一の長篇。
これで終わり?


新潮文庫からは『コカイン・ナイト』
文庫落ちは嬉しい。
J・G・バラードの文庫は久々?


そ、し、て! 扶桑社文庫からはジャック・ケッチャムの『ロスト』が!
4年ぶりの翻訳。
ケッチャメストとしては嬉しい限り。
このまま既刊が発禁になって、新刊も出ないんじゃないかとビクビクしてました。
『オフシーズン』の続きも出してくれないかなぁ。