トルコ三大文明展

上野まで『トルコ三大文明展』に行ってきた。
着いたのがちょっと遅くなっちゃったので、ゆっくり見れなかった。5時閉館って早すぎるよ。啓蒙機関なんだから、もっと遅くまでやってろっつうの。


それはさておき、
ヒッタイトビザンツオスマントルコの三つの時代の展示。
なんか、えらく開きがあるような気もするけど、まぁ、よしとしよう。


エメラルドの短剣が目玉なんだけど、個人的にはコーランがたまらんね。
全く読めない、というか、字としてまるで認識できないけど、ああいう本はたまらん。
それと、中国なんかからスルタンに送られた陶器が面白かった。
蓋の部分がなんかスルタンっぽく細工が加えられてるのが(笑)
あと、エフェソスのアルテミス。
これって、一個しかないものだと思ってた。
結構あるのか?


展示物はアナトリア考古学博物館、イスタンブール博物館、トプカピ宝物館からほとんど来てる。
実は、この三つは行ったことがあるので、見覚えのあるものもちらほら。
アナトリアにあったニョロニョロ(仮)は来てなかったなぁ。
あれの正体を日本語で読みたかったのに。
メデューサの頭もけっこうあちこちで見たんだけど、これもなかったな。
メデューサはもともと地母神的な正確があったから、けっこう崇拝されていたみたい。
それがキリスト教の導入で、ガーゴイルみたいな扱いになったようだ。
軍事博物館からは展示物は出てなかったか。
ここは凄い。世界三位の武器の収蔵量。
ベルセルク』に出て来るような武器がひたすらあって、食傷気味になるほど。
ファンダシー者は、ヨーロッパなんか行くより、トルコ回った方がファンダシーに浸れるよ。


ところで、三大文明って、
三大の文明? それとも三つの大文明?
三大ってなんぞやって気もするけど。
トルコだけで大文明ってのもなんだかな。