渋谷の古本市に行く。


本来なら、古本市は初日に行かないと意味がないのだけれど、仕事人ともなると平日に行くわけにもいかないので今日になった。
前回の夏は来なかったのだが、ちょうど1年前の開催のときには『魔術師が多すぎる』を見つけたのだ。なかなか験がいい……


……けど、イマイチ今回はなかった。
サンリオはちょっと高めな上に、ずいぶん揃ってきたため、めずらしめのがないのでパス。
講談社の黒背の補完が目当てだったんだけど、これもあまりなし。
そんなわけで、ハヤカワと創元の穴埋め。そんなにレアなのはないけど。


古本屋でダイアナ・ウィン・ジョーンズの単行本を見つけてしまう。創元で見かけないと思ってたら、ちょろちょろと出ていたとは!
今まで知らなかったとは不覚。また探すのが増えちゃったよ。


そのあと、下北沢の『ヴィレッジ・バンガート』行く。
あそこは雑貨が面白い。そこで、自転車レースの表彰台に乗ってる3人組セットを見つけてしまう。
ま、まさか、マイヨ・ジョーヌマイヨ・ベール、マイヨ・グランベール!
実際は違ったんだけどさ。やっぱり購入。これで、偉大なる野望にまた一歩近づいた。
しかし、その横でまずいものを見てしまう。レゴでも自転車レースシリーズが出てる……。
撮影バイクも、サポートカーもありやがる。ま、まずい。しかし、レーサーたちの格好がみんな一緒だったため、なんとか呪縛をとくことができた。
それにしても、これを見るとヨーロッパってのは本当に自転車レースがさかんなんだとわかる。
日本じゃ自転車レースのおもちゃが出るなんて考えられんもんなー。


古本市にて
・『忘却の惑星』ウォルハイム&カー編(ハヤカワSF)
・『ペルー猛毒作戦』リンジイ・ガターリッジ(ハヤカワSF)
・『恐怖の疫病宇宙船』アンドレノートン(ハヤカワSF)
・『天の光はすべて星』フレドリック・ブラウン(ハヤカワSF)
・『炎の塔の剣士』ノーウェル・W・ペイジ(ハヤカワSF)
・『マイ・ベスト・SF』マーグリイズ編(創元SF)
・『新世界の黎明』C・L・ムーア(ハヤカワSF)
古本屋にて
・『マイノリティ・レポート』フィリップ・K・ディック(ハヤカワSF)
・『アブダラと空飛ぶ絨毯』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ徳間書店
・『金星の海賊』E・R・バローズ(創元SF)
・『キルガードの狼(下)』M・Z・ブラッドリー(創元SF)
・『f(7)タイムカメラ』藤子・F・不二雄小学館
・『SFマガジン』533(早川書房
新刊屋にて
・『SFマガジン』539(早川書房
・『コミックLOVE』冬号(AIC