年に四回増刊の話をして、読み始めてから干支を一周したというのに、実は今日初めて『アフタヌーン』を購入。


そのわけは、岡崎二郎の『緑の黙示録』が載ってるから!
しかも、61P! 信じられない大長篇だ(笑)


岡崎二郎作品は、科学・歴史系薀蓄を楽しむ漫画だが、大別して二通りある。
一つはストーリー主導で薀蓄が味付けになっているもの。『アフター0』かな。
もう一つは、薀蓄主導でストーリーが味付けになっているもの。『国立博物館物語』だな。
今回の作品は前者。植物と話すことができる少女が温室での殺人を解くというもの。
アフタヌーン』は今までの掲載誌よりちょっと年齢層が低いから、主人公が珍しく(笑)女子高生。
それにしても、植物ネタの話が多い。好きなんだろうね。
岡崎作品は、アイデアがそれら薀蓄に沿って語られ、そのオチもまた科学知識だったりする。SFはこうあるべきなんだろうな。