ベルセルク』を貸すついでに最初からざーっと読み直す。


自分のお気に入りマイナー作品がメジャーになると複雑な気分がするものだが、
やっぱ『ベルセルク』は面白いわ。
画力、リアルな描写・考証、次を期待させ考えさせる展開もさることながら、
それぞれのトラウマなどが丁寧に書かれているところが人気を支えているんだろうな。


で、この作品、プロトタイプのときから読んでいるのでもう10年以上読み続けている事になる。
そんだけ読んでればいろいろと思い出もあるもの。
一時連載終了事件やら、激震のアニメ化事件やら、ガッツ&キャスカラブラブモードたまらんと思いつつ、
やっぱグリフィスの拷問吏&ワイアルド萌え萌え〜(笑)やら、
と一つ一つ書いてられないのでそれはまたいつか別の場所で。


そんでもって、今回読みなおしていた思い出したのは、青年編が終わってすぐあと、
ガッツが木の化け物を斃した時に出る文章。そう、「それは剣と呼ぶには……」である。
それを見た時、「そうだ、この文章を見るために七年間待っていたんだ……」という当時の感動が甦った。


なんかへんな日記だな。
それにしても、中学の時からあれを読んでいたのか。やな厨房だ。
今の17歳少年事件の容疑者らが見ているものは、とうに通りすぎてるな(笑)