A PALE OF AIR

バケツ一杯の空気 (1980年) (サンリオSF文庫)

バケツ一杯の空気 (1980年) (サンリオSF文庫)

『バケツ一杯の空気』フリッツ・ライバー(サンリオSF)読了。


ライバーの長篇(はあんまりないか)というのはまだ読んだことがない。
短篇でぽんぽんぽんっと読みやすい作家かな。
書評なんて高尚なものは書けないので、一言感想を。


表題作のヴィジョンは素晴らしかったけど、印象に残っているのはなぜか『空飛ぶパン始末記』(笑)なんでだろ?
それから『時間戦士』。この短篇はSFヲタクの夢だね。
シューティングゲームヲタクの夢(?)が映画『スターファイター』であるように。
あとは『六四こまの気違い屋敷』。
絶対誰かが言及してるだろうけど、コンピュータがチェスのマスターを負かした件を思い浮かばせる。
『最後の手紙』も好きかな。けっこうアホ臭いアイデアがいいなぁ。