『ノブナガン(6)』

ノブナガン(6) (アース・スターコミックス)

ノブナガン(6) (アース・スターコミックス)

グレイトフル・デッド*1『ジャバウォッキー』*2と、打ち切り&廃刊できちんとした最後を迎えていない久作品。


しかし! 今回は、初の綺麗にまとまった最終巻!(とはいえ、実質打ち切りで、最初の構想では10巻超えの展開を考えていたようですが)


まぁ、5巻の鬱展開からどうやって復活するのかと思ってたけど、浅尾さんとの再会からの、進化侵略体の正体、それを倒すための唯一の手段までの流れはお見事!
あとがきでキャラに愛着が湧いたと語られているけど、やっぱ、しおはこういう顔がいいよね。


信長のEジーンをなくしたしおが活躍する場を得る展開も、ロジックを旨とする作者ならでは。
奇跡的にパワーが復活するわけでもなく、しかし、信長の戦略センスとしおのミリオタという特性を活かした、新たな職務は納得。
まぁ、ロジック中心の『エリア51』と並行して、ストーンフォレスト作戦並みの傑作を考えるのも大変だろうしなぁ…。


ポルシェさんは予想どおり戦車に変身。
ヴィドックジェロニモはなんかエロいねw
一番驚いたのは、ノーベルが女の子だったこと。ずっと少年だと思ってた。ノストラダムスは苦労してそうだなw
卑弥呼AUウェポンはコミックス描きおろし。


ちょっと残念だったのは、もう一話くらい、ホルダーたちが活躍するシーンが欲しかった。
タイユバンとノーベルはBD特典*3でしか能力見せてないし、チェーザレモーツァルトゴッホは描かれずじまい。
コロンブスも見たかったなぁ。
あと、うつ状態から復活したしおの、ダブルホルダーとしての戦いももう少し……


サイン会でお願いしたのは、活躍が見られなかったゴッホの素顔。


おみやの下書きは、ヴィドックジェロニモのエロいシーンw