Pura vida - The Ridge



『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』鑑賞


登山者の死亡率が高いことから「キラー・マウンテン」の異名を持つヒマラヤ山脈の難所アンナプルナ南壁での決死の救助活動を取材したドキュメンタリー。2008年5月、アンナプルナ南壁を横断していたスペインのベテラン登山家イナキ・オチョア・デ・オルツァが、高山病に襲われてSOSを発信した。知らせを受けた世界10カ国の12人の登山家たちは、命をかけて危険な救助活動へと向かう。自らの登山プランを断念して現場へ急行したスイスの登山家ウーリー・ステック、13年にエベレストで命を落としたロシアの登山家アレクセイ・ボロトフら、救助活動に参加した有名登山家たちの証言を中心に、貴重な映像を交えながら当時の様子を振りかえる。

アンナプルナ南壁で高山病で動けなくなったクライマーを救うため、世界10カ国12人の登山家たちが救助に向かう! という胸熱なドキュメンタリー。
当時の映像と現在のインタビューから構成されている。


ドラマとして、自分が死ぬかもしれないような高山に、無私で助けに行くカッコよさはあるけど、クライマーは究極的にエゴイスティックだよね。
救出に向かった一人は、常に奥さんを心配させてる様子が映る。自分は危険なことはしていないと言ってるけど、どんどん難度を高めていき、それ自体に取り憑かれているようにみえるなぁ。