新宿歴史博物館

人魚のミイラが9/28まで展示されているということなので、新宿歴史博物館に行ってきた。
人魚を見に行って、滝のような土砂降りなんて、いいねぇ(そうか?)



妖怪展は時折開催されて、そこで妖怪ミイラが展示されることはあるけど、都内の小さい博物館(凄い立派な建物だったけど)で、しれっと展示って珍しいなぁ。


なんで、この時期に展示なのか不明。妖怪ウォッチ絡み?
江戸の商家、野口家から絵画と一緒に寄贈されたものだとか。


かなり小さいミイラで、30センチもなさそう。
それよりも特徴的なのが、鼻と口が前に出た獣面ということ。
獣人風の人魚のミイラはこれだけでなく、しばしば見られるんだけど、どういう口上(伝承)があったんだろうね?
他のミイラが人間っぽいと言えなくもない、という造形なのに対して、明らかに人間ではないもんなぁ。それとも、別種の妖怪として扱っていたのか?
個人的に、妖怪ミイラが本物か偽物か、なんて議論はどうでもいいと思ってる。そういうものが存在して、それを愛でられるのが楽しいわけですよ。
ちなみに、『日本妖怪ミイラ大全』*1のP99で紹介されているミイラです。


せっかくなんで、他の展示を見ていたら、昭和初期にレストランのメニューが展示されていて、そこにカルピスマカロなるものが。


カルピスもマカロ(ニ)もよく知っているけど、両者がつながるとこれほど未知の世界が開けるとはw
模型では、ジャージャー麺っぽい。
当時の新聞記事(雑誌?)も展示されていたので読んでみると、マカロの代わりに平麺を短く切って使用し、肉味噌とキュウリを乗せる、とまさにジャージャー麺
しかし、ここで安心してはいけない。
肉味噌の味付けが、牛乳で五倍ほどに薄めたカルピスを使う!
甘いの? 酸っぱいの? クリーミィなの? 味の想像がつかない……


人魚のミイラもカルピスマカロも見られるので、是非オススメw
場所はちょっとわかりにくいけど