Pioneer



『パイオニア』鑑賞


1980年代初頭のオイルブームに沸く北海を舞台に、海底でのパイプライン敷設作業に従事するダイバーたちが思わぬ事態に巻き込まれていく姿を描いた深海スリラー。クリストファー・ノーランによってハリウッドリメイクもされた「不眠症 オリジナル版 インソムニア」(97)や、「私は『うつ依存症』の女」(2001)で知られるノルウェーのエーリク・ショルビャルグ監督が手がけた。ダイバーのクヌートとペッターの兄弟は、ノルウェーアメリカが共同で行う深海プロジェクトの隊員に選ばれる。誇りを胸に訓練にのぞむ2人だったが、途中で空気が途絶える事故が起こり、クヌートが命を落としてしまう。ペッターは一方的に事故の責任を負わされるが、やがて地上で空気を送る作業を担当していた同僚が発作持ちであったこと、ダイバーたちを管理する医師もそれを知っていながら黙っていたことが明らかになり……。

【未体験ゾーンの映画たち 2014】の一本


ずっと、深海でダイバーが怪獣(か何かと)と遭遇するモキュメンタリーだと思ってて、「based on true story」が出てもお約束だと流して、30分過ぎて「あれ?」


ホントに、深海ダイバー死亡と石油利権をめぐる、アメリカ企業とノルウェーの陰謀ものでした。
POV見過ぎると、こういう怪獣脳になってしまうというダメな例。


耳鳴り持ちとしては、加圧・減圧の描写に息が苦しくなってしまった。