Kick-Ass 2



『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』鑑賞


オタクな高校生がヒーローとして立ち上がる姿を描いたマーク・ミラー原作のコミックを映画化し、口コミで評判が広まり全米大ヒットを記録した「キック・アス」のシリーズ第2作。キック・アス、ヒット・ガールというヒーローの姿を捨て、普通の学園生活を送っていたデイブとミンディ。しかし、卒業がせまり将来について考えたデイブは、スーパーヒーロー軍団を作り、世界の平和を守ることを決意する。キック・アスの活躍に触発された元ギャングの活動家スターズ・アンド・ストライク大佐とともに「ジャスティス・フォーエヴァー」を結成したデイブだったが、そんな彼の前に、打倒キック・アスを誓うレッド・ミストがマザー・ファッカーと名を改め、悪の軍団を率いて姿を現す。主演のアーロン・ジョンソン、クロエ・モレッツ、クリストファー・ミンツ=プラッセも続投し、ストライプス大佐役でジム・キャリーが新たに参加。前作を手がけたマシュー・ボーンは製作にまわり、「ネバー・バックダウン」のジェフ・ワドロウ監督がメガホンをとった。

キック・アス*1の続編。


ヒット・ガール、でかくなったなぁ……(しみじみ)


要所要所は面白いんだけど、全体的に観ると、イマイチ印象が薄い。
キック・アス、ヒット・ガール、マザー・ファッカーと視点が三分割されてるのがいけないのかなぁ。個人的には、マザー・ファッカーをメインに観たかったかなぁ。キック・アス自身は自分探しは終わっちゃってるし、ヒット・ガールはどうせ普通の生活はできないし、そうなると、いまだに自分探しもアイデンティティの確立も終わってないマザー・ファッカーのボンクラさを堪能したかった。
シビルウォー*2の登録法みたいな展開や、覆面ヒーローであることの責任と代償など、アメコミ的問題も挟まれるんだけど、余計にまとまりを欠く結果になってるような。


ヒーロー、ヴィランが増えてるのは楽しい。
ナイト・ビッチは実写版ハーレイクインまんまなビジュアルでどストライクですよ。
見た目はキャップ、オリジンはバッツのパクリ、バトル・ガイもたまらない。
個人的には、ドクター・グラビティが好き。いいヤツだよな。
大佐役でジム・キャリーが出るのは知ってたけど、面影なさすぎてホントにわからない。メイクしてたらしいけど。
あと、マザー・ロシアは強烈過ぎでしょw


御大は名前だけ登場!


ちなみに、かなり下品&バイオレンスなので要注意。前作に比べてCMの露出が多いせいか、これが初見の人も少なくないみたい。現に、後ろに座ってたJK二人組はドン引きしてましたよw


三部作らしいけど、どうすんのかなぁ……