The Great Gatsby



『華麗なるギャツビー』鑑賞

1974年にロバート・レッドフォード主演で映画化もされた、米作家F・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレート・ギャツビー」を、「ロミオ+ジュリエット」のバズ・ラーマン監督&レオナルド・ディカプリオ主演コンビで再映画化。1920年代の米ニューヨーク、ロングアイランド。宮殿のような豪邸に暮らし、素性も仕事も謎めいた大富豪のジェイ・ギャツビーは、毎夜のように豪華絢爛なパーティを開いていた。そんなある日、ギャツビーは、隣人の青年ニックに自らの生い立ちを語り始めるが、あまりにできすぎた物語に、ニックはギャツビーが何か隠し事をしていると直感する。やがてギャツビーは上流階級の令嬢デイジーに心ひかれていくが……。ニック役のトビー・マグワイア、デイジー役のキャリー・マリガンらが共演。

100年前の『スプリング・ブレイカーズ』(うそ)


1974年版も、原作も未見なんだけど、一時期、1920年アメリカ風俗史の本を拾い読みしていた時期があったので、まずそれで楽しめた。
バズ・ラーマンのけばけばしい映像が、「狂乱の二十年代」の空気をよく表していると思う。


結局、豪華絢爛でも生まれはどうしようもない、となかなか嫌な話なんだけど、そのギャツビーをレオナルド・ディカプリオが好演。
初登場の、花火をバックに「オレが、ギャツビーだ〜!」てな感じに振り向くシーンは最高。昔ではなく、ふてぶてしさの加わった今のディカプリオだから出来る演技だと思うんだよね。
しかし、軍服姿はパタリロにしか見えず(笑)