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『イノセント・ガーデン』鑑賞

オールド・ボーイ」の鬼才パク・チャヌク監督のハリウッドデビュー作で、「プリズン・ブレイク」の俳優ウェントワース・ミラーが執筆し、ハリウッド業界人が選ぶ製作前の優秀脚本「ザ・ブラックリスト」2010年版の5位にも選ばれた脚本を映画化したミステリードラマ。外部と隔絶された大きな屋敷に暮らす繊細な少女インディアは、18歳の誕生日に良き理解者だった父親を事故で失う。母とともに葬儀に参列していたインディアだったが、そこへ行方不明になっていた叔父が突然現れ、一緒に屋敷で暮らすことになる。そのことをきっかけにインディアの周囲で不可解な現象が起こるはじめ……。インディアをミア・ワシコウスカが演じ、母親役でニコール・キッドマン、叔父役でマシュー・グードが共演する。

あまり期待はしてなかったんだけど、ミア・ワシコウスカ好きなんで鑑賞。


彼女は金髪の役柄ばかりだったんで、黒髪はちょっと新鮮。もともとブルネットなのね。
ある種、変形した吸血鬼一族譚で、ハリーの教えのない『デクスター』*1なんだけど、演出というか、展開というか、あんまり好みでなかったなぁ。
はっきりと語られる部分とほのめかされる部分がアンバランスで、あまり余韻を感じられなかった。


ミアは相変わらず眉間の皺と顰め面が魅力的。美人ではないんだけど、物凄くチャーミングに見えたり、やたら動きがもっさりしていたり、硬質的な処女性が作品を保っている感じかな。